おはようございます。みやもです。
皆さんは、脱出ゲームで泣けることあると思いますか?
僕は、脱出ゲームと言えば「ワクワクする」とか「ハラハラする」とかそういう感情を持つものと思っていました。過去形です。
皆さんもそういう固定観念があったら今すぐ捨ててください。泣ける脱出ゲームというのは存在します!!!
というわけで今回は、泣ける脱出ゲームとして(自分の中で)話題の「さよなら、僕らのマジックアワー」のご紹介です。
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最近は公演後のスクリーンにこういうのが表示されます。 撮り忘れることも多いです。 |
今回のお話
あなたは映画部に所属する、高校3年生。5人だけの小さな映画部で高校生活最後のシネマコンクールに出品する作品を力を合わせて制作してきた。映画の制作も大詰め。いよいよ残るはラストシーンの撮影のみ…そんな大切な撮影の日、映画の主演を務めた後輩の少女”はづき”が突然姿を消した。「先輩、ごめんなさい。私はこれ以上、ここにいることができません―」彼女の痕跡は、まるで初めからそこにいなかったようにすべて消えてしまった。このままでは撮影はおろか、コンクールへの出品も出来ない。何故、彼女は姿を消したのか?追いかけたその先には、意外な真実が待ち構えていた。目が眩むようなマジックアワーの空の下で繰り広げられるあなたと仲間たちが主役の、青く切ない物語。あなたは自分の力で、彼女の真実にたどり着きラストシーンを撮影することが、出来るだろうか?
いやもう、ストーリーだけでエモい。泣けてくる。(重症)
入場前のお楽しみ
いざTMCに到着して、さあ公演に行くぞ!!!……と意気込む前に一つお楽しみ。
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VRつけてるマスコットキャラクター(くまっきー)がかわいい。 |
TMC入り口に設置されたVR装置で、本公演の登場人物はづきを間近に感じられるアクティビティです。
夕暮れ時の教室をVRで感じることで、急に高校生に戻った気になれます。
「放課後テスト勉強したな…」とか「あの頃はめちゃくちゃBUMP聴いてたな…」とか何かこうエモーショナルな感情を抱きながら入場です。
驚きの技術力
席につくと、正面にタブレットが設置されています。
このタブレット、色々使い道はあるのですが、一番の特徴は何といってもゲーム内の登場人物と連絡が取れる設定なのです。
ビデオ通話をしている設定で、こちらが特定のアイテムを見せるとそれに合わせたセリフを喋ってくれるのです。
す、すげえ~~~!!!!
最新技術の展覧会に来ているのか?と思いつつ、我々は脱出ゲームしに来たんだという気持ちを何とか思い出しながらゲームスタートです。
脱出ではないのに
タイトルやストーリーから分かる通り、本公演は何かから脱出しなければ!みたいな緊迫感のある公演ではありません。
しかし、我々の胸には「ラストシーン撮らなきゃ!!」という想いがあるので、この映画部のためにあらゆることを尽くさなければ!とついつい必死になってしまいます。
どんどん明らかになっていく真実に圧倒されながらも、我々は制限時間内を必死に駆け抜けます。
結果は……?
制限時間をフルに使って、我々は……見事ラストシーンの撮影に成功しました!
成功チームにはあるアイテムが配られるのですが、それを見て感情が爆発し大号泣しました。
いやあ、脱出ゲームって泣けるんですね……。
天才の所業
まさに映画や小説を1作品丸ごと体感したような感覚です。
ストーリー然り、ギミック然り、これ考えた人は本当に天才だと思います。マジでこういうシリーズ、もっと増えてほしいですね……。
時間内に脱出しなければ!というスリルがある脱出ゲームも楽しいですが、たまにはこんな物語体験ができる脱出ゲームにも遊びに行ってみてください!
それでは、また次回お会いしましょう!
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