映画「ブックスマート」ってセックス・エデュケーションとハングオーバーを足して2で割って偏差値70にした感じで最高【にどねシネマ】

2020年9月17日木曜日

にどね 男飲み映画レビュー

今年イチ怒涛の100分を過ごしました。にどねです。

先月公開されるや否やSNSや映画コラムサイトでも中々の評判。
予告を観ても絶対楽しい時間過ごせるやろこれー!と思っていながらも、
公開している劇場が多くなく、鑑賞するチャンスが無かった本作ですが、
ついに観れました。

あらすじ


勉強熱心なモリーとエイミーの2人は成績優秀、
進路はモリーはイェール大学へ、
エイミーはボツワナで1年間社会貢献と前途洋々。

ところが卒業式前夜、
遊び怠けていると思っていた同級生たちの進路を聞いてみると、
「同じイェール大学」、「ハーバード大学」、「グーグルへ就職」と
実は遊んでるだけじゃなかった!

勉強しかしてなかったモリーとエイミーは、
「あいつらの4年間を一晩で済ましてやる!」と
卒業パーティーへ乗り込んでいく…!が、、、、
パーティー会場どこだっけ?
パーティー会場を探すところから笑いが止まらない一夜の始まり…

そんなお話です。

『セックス・エデュケーション』と『ハングオーバー』を足して2で割って偏差値70にした感じ

エイミーはレズビアン。
他にもゲイな登場人物だったりと、LGBTの面で多様なキャラクターが登場します。

性についてオープンなジョークが飛んだりする作品は最近増えてきましたね。
Netflixの『セックス・エデュケーション』シリーズはその代表格ですが、
こちらも負けていないですね。

そして、全体的に下ネタの勢いがスゴい
これちょっと人選ぶんちゃうか…?っていうくらいです。
AVの音声とか流れちゃうんで、そういうの苦手な人は要注意です。

もちろん、下ネタ以外の笑いネタもハンパじゃな無いです。
ときにはシュールに、ときには勢いよく笑わせてくれます。
こんなに笑ったのは『ハングオーバー』以来ですね。

ただただ下ネタで笑わしてくるだけでないのが、今作の好きなところ。
主人公の2人の友情の言葉は「マララ」。
これ、ノーベル平和賞のマララ・ユスフザイさんから来てます。
拳突き上げながら「マララァアア!」って叫ぶのはシュール過ぎる。笑

これ以外も主人公がインテリなだけあって、
セリフの節々に偏差値の高さを感じます。
でも、面白いんですけど。。。

多様性のメッセージもある芯ある映画

ただただ笑かす映画かのように感想書いてますけど、
芯のあるメッセージがちゃんと込められています。

性の多様性、見た目の多様性、人種の多様性、、、
Z世代とも呼ばれる高校生の彼ら/彼女らはその多様性の中で、
お互いを認める感性を持っているんですよね。

見た目や偏見ではなく、ちゃんとその人の中身を見ようぜっていう
大事なメッセージがセリフや演出から感じ取れます。

そして、青春と友情
定番なんですけど、終盤まで散々笑わせてもらっただけに、
最後は泣きそうになるくらい刺さります。

女性主導の制作陣による傑作青春コメディ


本作、ただただ面白いだけでなく、
監督、脚本、演出、主演が女性という女性主導制作陣
ということでも話題を呼んでいます。
特にこういったコメディ映画が作られるのは残念ながらまだ珍しいので、
本作が映画界にも多様性のメッセージを投げかけています。

そういった背景も含めて話題性抜群、中身も最高に面白いという
ハイレベル過ぎる作品になっています。

まずは劇場に行って、たくさん笑いましょう!
2020年イチおすすめです!

マララネタは本人公認。まじか。

QooQ