全然難しくない”大都市近郊区間”とは【けんの鉄道教室】

2020年7月5日日曜日

お得 けん 鉄道


どうも。
男飲み編集部けんです。

今回は聞きなれない方もいるかもしれませんが、特別なルールを教えましょう。

“大都市近郊区間”


についてです。

鉄道が大好き、漢字羅列ルール。

結論

いろいろと面倒だから、都市圏は簡単にするね

です。
解説します。


まず、大都市近郊区間にはいくつかエリアがあります。
東京・大阪・福岡・新潟・仙台の5つです。

このエリアには独自ルール3つあります。

簡単に言うと、
  1. エリア内で利用するときの運賃の計算は、「実際の乗車経路に関わらず、最も安くなる計算する。」
  2. 「途中下車はできない。」降りるときはその都度、精算する。
  3. エリア内では距離に関わらず、「きっぷの有効期限は1日。」

1について
「実際に乗車した経路通りに計算した運賃を支払う」
のが鉄道のルールだけど、都市圏の場合は
目的地まで行くルートが複数ありすぎて、
それをいちいち計算するのが面倒。
加えてICカードができたので、余計に考えること多くなっちゃうから、
「最短経路で最安の運賃計算に統一しましょう」ということになった。
というくらいの感覚でいいです。

2について
途中下車はできませんので、その都度運賃支払ってくださいということ。
きっぷには片道101キロ以上だと乗車経路上で途中下車できるっていう
ルールがあるけど、このエリア内は適用されません。
これが不便だったりする。

3について
たとえ、エリア内でどれだけ距離があったとしても、
きっぷの有効期限は1日です!


ルール1は、安く計算されてるならいいだろうって思ってもらえるんだけど、
問題はルールの2と3です。

途中下車できない上に、有効期限1日の辛さの例をあげましょう。
長野県の松本駅から福島県のいわき駅まで行くとします。

大都市近郊区間
左:松本駅 右:いわき駅

2つの駅の距離は450.2キロ、特急を乗り継いでも約5時間半かかります。
この2つの駅はどちらも大都市近郊区間内の駅、つまり途中下車もできなければ、
きっぷの有効期限は1日です。普通は途中で1泊くらいしたいですよね。
それでもルール上できません。エリア内で遠くに移動することになると不便。


「そんなのおかしい!!」というご意見は受けております

こういうときにどうするかをご提案です。


大都市近郊区間には特例があります。
その中の1つに、

「新幹線を利用する場合は含まれません」

という特例があります。


さっきの例だと、松本からいわきの行き方は、2パターンあります。
  1. 松本→(特急あずさ号)→新宿→(中央線快速電車)→東京→(特急ひたち号)→いわき
  2. 松本→(特急しなの号)→長野→(北陸新幹線)→上野→(特急ひたち号)→いわき

1の場合は大都市近郊区間のルールが適用。

2の場合は北陸新幹線を利用しているので、大都市近郊区間のルールは適用外。
少し遠回りなので、距離は493.1キロ。有効期限は片道で4日間、途中下車できます。
ただし、この場合きっぷのルールに準じるため、あくまで乗車経路上の途中下車ができるということ。
(例えば、甲府で降りたいなどはできない←経路上ではないため)

時間的には1と2でほとんど変わりはありません。
金額的には1の方が少し安いです。


あともう1つ、視点を変えてみるテクニック。

“大都市近郊区間内だけで使うことがなければ、このルールは適用されません”

松本駅の隣に北松本駅っていう大糸線の駅があるなあ・・・
乗車券の金額は距離によって決まってるから・・・
調べてみると良いことあるかも


ここから先はみなさんで考えてみてね。

乗車券は距離で値段決まるから、隣の駅でももしかしたら値段は・・・

便利な反面、不便なこともあるけれど、そこは理解して上手く鉄道使いましょう!


以上、けんでした。

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