【TONE&NOTE】自作左手用マクロパッドでショートカットキーを楽々入力【にどねの作業机】

2021/01/15

ガジェット にどね やってみた

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前回はざっくりと自作キーボードの世界と
準備に必要な知識やものを簡単に見てきましたが、
今回は実際に組み立てます!!

流石にいきなりメインキーボードは、
ステーキでもないんで勇気が出ず、
まずは「マクロパッド」と呼ばれる
キー数の少ないタイプのキーボードを作ることにしました。

今回組み立てるキーボードはこちら
名刺入れにキットが全部入っている!!


「TONE&NOTE」というマクロパッドで、
同じキットで”左手用”か”右手用”か選んで組み立てできます。

要はつまみ(ロータリーエンコーダというらしい)の位置を
右下(左手用)か左下(右手用)か選べるということみたいです。

右利きのにどねは、
右手でマウスを使いたいので左手用で作ることにしました。


TONE&NOTE 組み立てキットは
遊舎工房さんにて購入できます!


マイコンにピンをはんだ付け

まずはちっちゃいマイコンPro microに
コンスルーと呼ばれるピンをはんだ付けします!

いきなり開幕から一番難易度の高い作業です!
アップとかないのかよ…!


ちなみに、このコンスルーというパーツ、
差し込む向きが決まっているらしいので
よ~く確認しましょう。

コンスルーのおかげで、
マイコンが故障したときに交換できるようになります。

この向きじゃないと刺さらないとかないので、
本当に何度も確認してからはんだ付け作業しました。

4年ぶりのはんだ付け。。。

キースイッチを取り付け

本キット最高難易度のPro microへのコンスルー付けさえ終われば
あとはほぼ組み立て作業です。

キースイッチを基板に取り付けて裏からハンダづけします。

今回は、メインキーボードのための
キースイッチ選定も兼ねているので、
3種類のキースイッチを用意しました。


左から、
Gateron Silentの赤、クリア、茶です。

もともと使っていた茶軸の音が気になり出したので、
静音キースイッチを探して購入しました。

一番軽い力で押せるのがクリア、次が赤です。
茶はタクタイルというカチっという押した感があるもの。


とりあえず、人差し指で押されそうなところを茶に、
残りは上側をクリア、下側を赤という布陣。
ついでにロータリーエンコーダも付けた。

裏側はこんな感じ。

下側のボードを組み立てて…完成!

ここからはハンダ作業はなしです。
ドライバーでスペーサーとネジで脚側のボードを組み立てます。


ここまでくるとキーボード感がめっちゃあって良き。


キーボードキットと一緒に遊舎工房さんで購入した
カラフルなDSAの無刻印キーキャップをはめて完成!!

ファームウェアの書き込み・キー設定

あとは、PC側での作業です。
ビルドガイドに従ってファームウェアを準備して、
QMKというソフトで書き込んでいきます。

最初リセットボタンを押しても書き込めなかったけど、
キーボードを差し直したら書き込めました。

キー設定は、
C言語で書かれたコードをいじりますが、
ほとんど文法知らなくてもサンプルのキー設定コードを編集すれば、
そこまで大変じゃないです。

自分が使いたいキーの文字列を書き込んで行きます。

今回は、主にchromeとWindowsのショートカットキーを
ワンプッシュで呼び出せるようにしました。

一番のこだわりはロータリーエンコーダですかね。
つまみを反時計に回すとAlt + PageUp (左のタブへ移動)、
時計回りに回すとAlt + PageDown (右のタブ移動)
が呼び出されるようになっています。

つまみでグリグリするだけで、
Chromeのタブを切り替えできるので便利です…!

ちゃんと動くぞ…!

サンプルのファームウェアを書き込んで動いた時、
嬉しくて動画を撮っちゃいました。

自分ではんだ付けからやって作ったキーボードは、
マクロパッドといえども愛着がわきます。

あとから好きなキーキャップに変えて
模様替えを楽しむのも良いかもしれませんね~

練習のつもりでつくったものですが、
あれからちゃんと毎日働いてくれています!

次はメインのキーボードを作ってみようかなあ。

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